もみにできた、脂肪腫だと思っていた大きなコブをとる手術を行いました。
もみの調子が絶不調で、食事もほとんどとれないことから体力も落ちている状況の中、
そもそも15歳目前の老犬に手術を絶えることができるのかという不安に押しつぶされそうになりながら手術当日を迎えました。
手術終了の予定時間よりも遅い時間に、先生からお電話をいただき無事に手術が終了を教えてもらいました。
大変な手術になったようで、先生もとても疲れていらっしゃいました。
電話をいただいてやっと息ができた気がしましたが、当日に会いに行くのはもみにも先生にも酷だろうと思いこらえました。
手術翌日に病院の面会時間に合わせて、もみに会いに行きました。
集中治療室での再会
手術前の面会は待合室にもみを歩いて連れてきてくれていたので、どういう感じで面会をするのかいろいろと想像を巡らせていました。
実際は、もみは集中治療室にいるので、そこに入れていただき面会する流れでした。
いざ、集中治療室に入れていただくと…いました。見たこともないほどぐったりしたもみが。
生きていてくれました。
私が目に入るとゆっくりと顔を上げてくれました。
ただ、立ち上がることはできないようです。
集中治療室は、酸素量や温度を一定にしてくれる機能があり、手術後の様子を見たり酸欠になっている子たちが入るようです。
もみも例外ではなく、輸血したものの貧血の数値が下がり続けていたことや手術後に様子を見るため入院中は集中治療室で過ごすことになります。
先生や看護師さんは面会時は一時的にドアを開けてもよいですよと言ってくださったものの、
酸欠が悪化するのではと思い、面会中は開けたり閉めたりしていました。
生々しいお話ですが、ドアを開けるとき、おそらくもみの血液のにおいでちょっと苦しかったです。
出血は全く治まっておらず、あちこちから血液とも浸出液ともとれる色の液体がしみだしていました。
(写真にも床に敷いたトイレシートに液がついています)
手術翌日から毎日面会に行く
心配性の私は、もみの手術が終わった日からて毎日面会に行っていました。
少しでも安心するように、少しでもご飯を食べるように、退院できるようになったら迎えに来るんだということが伝わるように。
手術の2日後の様子。
疲れるとたれ目になるもみは、初めて見るレベルのたれ目になっていました。
全くもって良くなっている感はないですが、とにかく生きていてくれていたことに毎回嬉しくなりました。
しかし、このころのもみは完全に怒っていました。
会いに行ってもこっちをチラッとしか見てくれなかったり、ご飯やおやつを手渡しても無視したり。
もちろん傷が痛かったりしんどかったりもあると思います。
もとから環境の変化に弱い子なので、入院自体心配していたのですがこれは体調不良よりもご立腹の様子。
ごもっともです。
ただ、顔を撫でると、手にグイグイと顔を寄せてくれました。
いつもよりは弱い力ではあるものの、甘える様子を見せてくれて本当に嬉しかったです。
この時はまだ貧血の数値の下降が止まっておらず、息切れも続いていました。
あと1日様子を見て数値の下降がとどまらないのであればもう1回輸血したほうが良いかもというお話でした。
もしかして、切除したこぶが原因じゃなかったのか…?という不安もよぎりました。
次回、入院中のもみの様子。
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むぎゆき日記:老犬の体調不良:番外編 クラウドファンディングのご支援のお願い(傷口写真あり)
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