老犬の体調不良①貧血の原因は何?

病気

2023年8月下旬。
もうすぐ15歳になる老犬もみの体調が悪くなりました。

今後のため、メモとしても他の皆さんの役に立つかもしれないので経過などを書いていこうと思います。

色々と覚悟しなければいけない可能性もあるので、重い話が苦手な方は過去の元気なワンコたちを見て行ってください。
本当に急な体調不良で、こんなに急なことある?とずっと思っています。

ワンコは我慢してしまうんですよね。

小さな変化は様子見してしまいがちですが、早ければ対処できたということもあると思うので
気になることがある場合は、早めに受診をオススメします。

急な食欲不振。息切れ

前日までは普通にいつも通りのご飯を食べ、いつも通り散歩を30分ほど。
特に違和感なく過ごしていました。

当日の朝、急にご飯を食べなくなりました。
大好きなささみも食べない。

その他にも、散歩や走り回った後でもないのに息が荒い状態が続く状態。
そして、大好きな散歩に行こうとしない。

何かおかしいなとは思ったのですが、今年が異様に暑かったこともあり夏バテかなと少し様子を見てしまった。

水を大量に飲んで大量におしっこをするというのはこの少し前からある症状でした。
多飲多尿については、この時は「暑いから」だと思っていたので、水中毒にならないように気をつけなきゃ。というくらいの感覚でした。
実際にはこれも症状の一つでした。

2日後にかかりつけの動物病院へ

ご飯を食べない、息が荒い状態がどうにも気になって病院に連れて行きました。

血液検査、レントゲン、エコーをしていただいた結果、下記の状態が判明。
・軽度から中度の貧血
・副腎に腫れ(おそらく腫瘍)
・脂肪腫が脂肪腫っぽくない
・脂肪腫から採れた検体に血液が混ざっている

もみは、7歳頃に肩にしこりができたため検査したことがあるのですが、
その時は「脂肪腫」と診断されました。

が、その脂肪腫がもしかしたら血管肉腫などの悪性のもので、腫瘍内で出血していることで貧血が起こっているかも。
というのが、最悪のパターンということでした。
もちろん、CTやMRIでの検査をしたわけではないので、確実なことではなかったです。

その他、複数の箇所をエコーでみてもらい、副腎に腫瘍らしきものがありました。
男性の手の親指くらいのサイズ。

副腎 腫瘍

年齢も年齢なことと、血液検査の結果があまり良くない部分もあるので手術は難しく薬で様子を見るが
おそらく難しい状況かと思います。とのことでした。

絶望的な状況と聞き、どん底の気分

あ〜もうお別れなのか。と思ってしまっていました。

ただ、病院の翌日、3日目の朝。
もみの顔つきが少し調子が良さそうだったんです。
(ご飯を食べないので薬もあげられてない状態)

普段のご飯は食べない。
ヨーグルトやささみなどの好物もダメ。
なら、特別な時にあげるスペシャルおやつはどうだ!!と思ってあげてみたら、

食べました!
馬肉のおやつや塩不使用の煮干しも食べる。

食べる意欲はあることが垣間見えたので、あらゆるフードを試してみることにしました。
ウェットフード、少食の子用の高栄養価のペースト、おやつ、缶詰などなどを急いで買いに行き
少しだけあげてみたところ、

食べました。

本当になんだったんだというくらいのがっつきぶり。

兎にも角にも食べる事で体力を温存できるはずと思っていたので
このまま食べれずに衰弱ということは避けれそう!と希望が湧きました。

普段食べることのないものだったので、急にあげることに不安を感じつつも
食べないよりましだろうと思い、1日4回〜5回に分けて少しずつ。

食べてくれる、トイレも自力でできる。
自分の中で少し希望が見えた。
とはいえ、寝ている時間が多いので息をしていないんじゃないかと何度も見に行くことにはなります。

諦められずセカンドオピニオンへ

その日、しんどそうなもみの様子を見ながら、素人なりにあれこれ調べました。

とにかく希望が欲しい、ポジティブに考えたかった、というのもあると思います。
肩の脂肪腫は何年もかかって大きくなっていて、これがいきなり悪さをする可能性は低いのではないか。
であれば別の病気なのではないか。

平均寿命は超えているので、無理やり生きさせたいわけではないです。
できる限り穏やかに過ごせるようにしてあげたいな。と思っています。

何軒か調べて、少し大きめの病院に連れて行くことにしました。
かかりつけの病院に検査の結果をいただきに行ったところ快く資料を用意してくださいました。
本当にありがたいです。
例えばセカンドオピニオンに行った病院で同じ検査をすることになったとしても、過去のデータとして比較もできます。

セカンドオピニオン先の病院にも電話して相談したところ、
快く引き受けてくださいました。

ちなみにセカンドオピニオンに抵抗がある方もいるようですが、
私はあまり抵抗を感じず、双方の先生にもその旨を伝えて資料をいただきました。
もちろん、かかりつけの先生を信頼していて、今後もお世話になりたいと考えています。

いくつかのプロの意見を聞いて、納得のいく治療をする。が一番だと思います。
それは、どちらかの病院を疑っているというのとは違います。

次回、セカンドオピニオンでのお話。

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