2週間の入院を終え、無事に退院した日は私の母にも来てもらいました。
もしかしたら何かあるかもしれないというのと、もみが少しでもうれしい気持ちになるように。
帰宅後は傷が痛む様子でほとんど動かず、クッションの上でぐったりと過ごしていました。
疲れたり体調が悪いとたれ目になるもみですが、プラアスで口回りの皮膚がでろーんとしてしまっていました。
（これもしんどい時のもみの特徴です）
貧血で息苦しく口呼吸がはげしかったせいか、牙が唇にくっついて（刺さって）赤くなっいて心配していましたが貧血の改善とともに自然と治りました。
寝床の準備
退院の際に病院の先生に「トイレを忘れていたり間に合わなかったりする可能性がある」と伺っていたので事前に準備していました。
普段は床にクッションを直置きしてそのうえで寝ているのですが、トイレの失敗を考えてクッションの下に防水マットを敷いておきました。
この防水マットは表面の触り心地は普通の面の布っぽい感じなのですが、裏面が防水になっているので水分が下に漏れる心配がありません。
トイレシートの下に敷いているものなのですが、洗えるのですごく便利で、もみの退院後のケアや介護の際あちこちら役立っています。
写真をよく見ていただけるとわかるのですが、お腹付近や腕など、包帯のフチから浸出液や血液が漏れてきていたので
クッションの上にトイレシートを敷いて寝てもらいました。
この浸出液のおかげで皮膚が欠損している部分が潤って治りが良いという方法なのですが、追々悪影響が出てきます。
犬の介護
退院直後のもみは、一度寝転んでしまえば自分で立ち上がることもできませんでした。
そのため、移動やトイレ、ご飯の時は私たちが介助する必要があります。
もみはトイレが外派なので、数時間おきに立ち上がらせて外まで連れて行きました。
まったくの寝たきりにしてしまうと筋肉が衰えてしまうので、少しでも運動になるよう補助はしますが自分で歩くようにしていました。
特に立ち上がりは傷に影響する動きなので、クッションを持ち上げて立ち上がるのが楽になるように補助していました。
階段などもみがしんどそうな場面では、お腹にタオルを通してもみを吊り上げるようにして持ち上げて移動させていました。
長く続くようであれば専用の補助ハーネスを購入しようと考えていましたが、今回は幸い２週間程度で自分で歩けるようになったのでまだ購入していません。
通院初日で傷が開いてしまってたことが判明
傷の様子や包帯の交換のため3日ごとに通院することになっていました。
この時の傷のケアの方法は、湿潤方法（ラップ療法）と言い、傷口に薬を塗る→ラップを巻く→クッション包帯を巻く→包帯を巻く という感じでした。
常に浸出液が出続けるため適度に交換する必要があり、それを病院で行っていただいていました。
1回目の通院の際、傷口が開いてしまっていました。
そのため、その場で先生が麻酔なしで再縫合をおこなってくださったものの、「おそらくまた開いてしまうと思います」とのこと。
しっかり閉じるには再手術をしなければいけないのですが、今のもみにそんな体力はないので再手術はせず何とかこのまま治してきましょうという話になりました。
普段からおっとりしているというかどっしりしているというか、落ち着きのあるもみですが、まさか簡易的とはいえ麻酔なしで縫合できるってホントにすごい…
通院初日の帰宅後
特段問題ないように見えましたが、再縫合は少なからずもみの元気を奪ったようでした。
退院後は寝転んだ状態とはいえ、手でご飯をあげるとしっかり食べていたのですが、
この日からしばらく固形の食事（フードもおやつも一切食べない）をとらなくなってしまったため強制給餌を取り入れました。
この時、初めてペットの介護用の食事についてあれこれ調べました。
基本の食事は「総合栄養食」と記載のあるものを選び、補助食はおやつだったりトッピングだったりとして与えるもののようです。
固形物をたべたがらず、ウェットフードも食べたがらなかったので液状に近いものを用意してみました。
これを口元に持って行って少しずつ出すと、嫌でもぺろぺろして食べてくれます。
大型犬なので食べさせるべき本数は多くなりますが、何も食べないようりマシだろうと頑張りました！
シリンジを使う方法などもあるようなのですが、この状態で誤嚥性肺炎になることが怖くて口の奥まで入れる方法はやめておきました。
次回、浸出液も多すぎれば悪影響っていう話。
クラウドファンディングご支援のお願い
現在、クラウドファンディングでご支援をお願いしております。
詳しくはこちらの記事かREADY FORの記事をご確認ください。
むぎゆき日記：老犬の体調不良：番外編 クラウドファンディングのご支援のお願い（傷口写真あり）
SNSでの拡散のご協力をいただけますと幸いです。
コメント