もうすぐ15歳を迎える老犬もみの体調が悪くなって6日目。
結果待ちだったクームステストの結果の電話をいただきました。
「陽性」とのことで、やはり自分で自分の赤血球を攻撃しているとのこと。
取り急ぎ、すぐにステロイドを倍量にして明日もう一度診察させてくださいとのこと。
2回目の診察
翌日伺うと、過去の事例なども参考にあれこれ調べてくださっていました。
結果、二次性免疫介在性溶血性貧血(IMHA)であることはほぼ確定だが、その原因が何から来ているかが確定できない。
背中の脂肪腫の可能性もあるし、お腹の副腎腫瘍の可能性もある。
まずは貧血をなんとかする方向で治療を進めて行くことになりました。
1日のお薬の数、11粒。
・ステロイド8粒
・ステロイドを飲ませると血栓ができやすくなるらしく、血栓ができにくくする薬。
・ステロイドは長期間使用できないため、後から徐々に減らすときに体への負担を軽くするための免疫抑制剤。
薬の効きを見て、今後の方針を相談しましょうということになりました。
ステロイドを飲み始めてからの変化
もみの場合は、ありがたいことにご飯を食べてくれていたのでウェットフードにそっと忍ばせて食べさせました。
バレたら警戒して食べなくなるかもしれないのでウェットフードで小さなお団子にしてバレないように気をつけました。
免疫抑制剤は劇薬に当たるらしく、中身を人間が触れるのは良くないとのこと。
カプセルが割れないようにも気をつけました。
また、免疫抑制剤は体に合わないとすごい下痢になる(その場合は使用をやめて別の薬に変更)とのことでしたが、
もみは幸い下痢しなかったです。
薬を飲ませたら劇的に良くなるのかな…なんて思っていましたが、目に見える変化はなし。
むしろ、少しずつ症状が進行しているように見える。
ご飯は毎回しっかり食べてくれるのですが、ぐったりとして息が荒い時間が増えていました。
息苦しくて寝れていないような気がして、体力を削られているのではと感じました。
尿の回数も増えたのと、尿や便意がある状態の方がより息遣いが荒いような気がしました。
もみは基本的には外でトイレ派で、室内でもできるのですが我慢しがち。
なので、夜中であっても数時間おきにトイレに行かせるようにしていました。
普段はワンコたちは1階、私たちは2階で寝ることが多いのですが、
もみの体調が悪くなってからは、もみが動く時間が少なく足音や息遣いが聞こえないと不安でした。
同じ部屋であっても心配しすぎて私が寝れなくなってしまいました。
溶血性貧血は進行がすごく早い場合もあると聞いていたので、
ものすごく貧血が進んでしまっているのではと気が気でない時間を過ごします。
次の診察までの3日間がものすごく長く感じました。
次回、3回目の診察。
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